「デイサービスの介護職って、実際どんな仕事をするの?」

「夜勤なしで働ける介護の仕事を探している」

「ブランクがあっても、デイサービスなら働けるのかな」

そんな方へ。

私は介護職ではありません。

急性期病院で9年働いたあと、今はリハビリ特化型デイサービスで言語聴覚士として働いています。

だからこの記事では、「介護職本人の体験談」ではなく、デイサービスで介護職さんと一緒に働くSTの目線で書きます。

隣で見ていて感じるのは、デイサービスの介護職は、職場を選べばかなり働きやすい仕事だということです。

特に、夜勤がないこと。

利用者さんの自立度が高い職場を選べば、体力面の負担を抑えやすいこと。

そして、髪型やネイル、ピアスなど、個性を楽しみながら生き生き働いている人がいること。

この記事では、デイサービス介護職の仕事内容、向いている人、大変なこと、職場選びで見たいポイントをまとめます。

結論|デイサービス介護職は夜勤なしで働きたい人の選択肢

先に結論から言います。

デイサービスの介護職は、夜勤なしで介護の仕事をしたい人にとって、かなり現実的な選択肢です。

もちろん、楽な仕事という意味ではありません。

特に大変だと思うことのひとつが、送迎です。

到着後の利用者さんのバイタル測定もあります。

声かけ、見守り、介助、記録、スタッフ同士の連携もやはり必要です。

それでも、入所施設のような夜勤がないデイサービスは、生活リズムを整えやすい働き方だと感じます。

さらに、リハビリ特化型デイサービスや、自立度が高い利用者さんが多い職場を選べば、体力面でも続けやすい可能性があります。

図解|デイサービス介護職の主な仕事

デイサービス介護職の主な仕事。送迎、バイタル確認、飲み物・食事の準備、見守りと会話を整理した図解

デイサービスは、厚生労働省の介護サービス情報公表システムでも、食事・入浴などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練を日帰りで受けるサービスとして説明されています。

参照:厚生労働省 介護サービス情報公表システム「通所介護」

デイサービス介護職の仕事内容

デイサービスの仕事内容は、施設によってかなり違います。

入浴がある1日型。

運動が中心の半日型。

リハビリ特化型。

認知症対応型。

同じ「デイサービス」でも、利用者さんの状態やスタッフ配置で仕事内容は変わります。

ここでは、一般的に見られる仕事を初心者向けに整理します。

送迎

デイサービスで大きな仕事のひとつが送迎です。

朝、利用者さんを自宅まで迎えに行き、帰りは自宅まで送ります。

運転を担当する場合もあれば、添乗として乗る場合もあります。

うめあかりの現場感としても、デイサービスの介護職で大変そうだと感じるのは、まず送迎です。

時間に合わせて動く必要があります。

天気が悪い日も、事故で渋滞している日もあります。

「夜勤がないから楽そう」とだけ見るのではなく、送迎があるかは求人票や見学で確認した方が安心です。

バイタル確認

デイサービスでは、来所後に体温、血圧、脈拍などを確認することがあります。

私はSTですが、職場では介護職さんの仕事もできるだけ手伝うようにしています。

他にも飲み物を作ったり、バイタルを測ったり、洗い物をすることもあります。

こういう場面を見ると、デイサービスは「介護職だけ」「リハ職だけ」と完全に分かれるというより、スタッフみんなでその日の安全を見ていく場所だと感じます。

飲み物や食事の準備

飲み物を出したり、食事の配膳をすることもあります。

嚥下が心配な方がいる場合は、食事形態や水分のとろみ、むせの有無なども気にかけています。

「いつもより飲みが悪い」

「むせが増えている」

「表情がぼんやりしている」

こういう飲み込みに関する専門的な視点は、デイサービスでとても頼りになると思います。

見守りと会話

デイサービスの介護職で大切なのは、利用者さんとの会話です。

ただお世話をするだけではなく、その人が安心して過ごせるように声をかける。

困っていないか、表情や歩き方、声の元気さを見る。

この汲み取る力は、経験年数がある人ほど強みになりやすいと感じます。

デイサービス介護職の働きやすいところ

私が隣で見ていて感じる、デイサービス介護職の働きやすさは3つあります。

図解|働きやすい職場の見方

デイサービス介護職の働きやすい職場の見方。夜勤がない、自立度が高い、雰囲気が明るいを整理した図解

夜勤がない

デイサービスは基本的に日中のサービスです。

そのため、夜勤がない職場が多いと思います。

介護の仕事をしたいけれど、夜勤は体力的に厳しい。

子育てや家族の予定と両立したい。

生活リズムを崩したくない。

そういう人にとって、夜勤なしの職場は大きなメリットです。

個性を楽しみながら働ける職場もある

これは職場によりますが、私の周りではネイル、髪型、ピアスなどが比較的自由な雰囲気があります。

そういうのが好きな方は、自分の趣味や個性を楽しんでいて、私は好感がもてます。

もちろん、清潔感や安全面は大事です。

でも、昔ながらの雰囲気が強すぎない職場は、働く人の表情も明るくなりやすいと感じます。

自立度が高い利用者さんが多い職場は体力面でも続けやすい

デイサービスを選ぶなら、利用者さんの自立度はかなり大事です。

自立度が高い方が多い職場では、見守りや声かけ、運動のサポートが中心になることもあります。

もちろん、介助がゼロになるわけではありません。

でも、体力面で不安がある方は、どのくらいの介護度の利用者さんが多いのかを見学で確認するとよいと思います。

デイサービス介護職で大変なこと

働きやすい面がある一方で、大変なこともあります。

一番は、やはり送迎です。

車の運転が苦手な人。

時間に追われるのが苦手な人。

この場合、送迎業務の範囲は必ず確認しておいた方がいいです。

向いている人|30代〜50代の経験も強みになる

デイサービスの介護職は、若い人だけの仕事ではありません。

むしろ、30代〜50代で経験年数がある人、落ち着いている人、お話が好きな人には特に向いていると感じます。

図解|デイサービス介護職に向いている人

デイサービス介護職に向いている人。お話が好き、落ち着いて対応できる、30代から50代の経験も活きるを整理した図解

利用者さんは、人生の先輩です。

その人の話を聞く。

体調や表情の変化に気づく。

こういう関わりは、落ち着きや生活経験が活きます。

特に、夜勤のある働き方がきつくなってきた人。

子育てが少し落ち着いて、日中だけ働きたい人。

人と話すのが好きな人。

そういう方には、デイサービスという選択肢は合いやすいかもしれません。

職場選びで見るポイント

デイサービス介護職を選ぶ時は、求人票だけで決めない方が安心です。

見学で見たいのは、次のポイントです。

  • 送迎の有無と運転範囲
  • 利用者さんの自立度
  • 入浴介助がどれくらいあるか
  • スタッフの表情
  • 職場の清潔感
  • 髪型やネイルなどの自由度
  • 上司や管理者の考え方
  • 看護職やリハ職との連携

特に、体力面が心配な方は、利用者さんの自立度を確認してほしいです。

夜勤がないことだけで選ぶより、「自分が続けられる利用者層か」を見る方が大事です。

そして、職場の雰囲気もかなり大事です。

スタッフ同士の声かけがきつくないか。

利用者さんが安心して過ごしているか。

こういう空気は、見学でかなり伝わります。

介護職の転職を考えている方へ

デイサービスの介護職は、夜勤なしで働けることが大きな魅力です。

デイサービスで働くことに関心があるなら、面談で職場の中身(人員配置・夜勤の有無・残業)まで確認できる転職サービスもあります(PR)。

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ただし、送迎や介助内容、利用者さんの自立度、職場の雰囲気によって、働きやすさは大きく変わります。

だから、求人票だけで決めず、見学で空気を見ることをおすすめします。

デイサービス、リハビリ特化型デイ、夜勤なしの介護職など、条件を比べてから決めると安心です。

今の職場だけが、すべてではありません。

介護職の働き方にも、いろいろな形があります。

夜勤がない場所。

自立度が高い利用者さんが多い場所。

スタッフの個性を大切にしてくれる場所。

そういう職場に出会えると、介護の仕事をもっと前向きに続けられるかもしれません。

まとめ

デイサービス介護職の仕事内容は、送迎、バイタル確認、飲み物や食事の準備、見守り、会話、介助など幅広いです。

夜勤なしで働けることは大きなメリットですが、送迎がある点は確認をしましょう。

経験年数があり、落ち着いて利用者さんと話せる30代〜50代の方にも向いている仕事だと感じます。

特に、夜勤なしで働きたい方、自立度が高い利用者さんが多い職場を探したい方は、デイサービスを選択肢に入れてみてもよいと思います。

求人票だけで決めず、見学で空気を見る。

これが、後悔しない職場選びの第一歩です。