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失語症の練習プリント
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ST向け:課題の選び方と根拠
重症度だけで一律に選ばず、文字理解・書字・視覚認知・疲れやすさ・本人の生活に合わせて選びます。漢字・仮名のどちらの回答も受け入れます。自作教材であり、このプリント自体の効果を検証した研究はありません。
語想起は、意味の特徴を整理するSFAを参考にした練習です。対象語の呼称改善に関する報告はありますが、未訓練語や日常会話への広がりは個人差があります。単なるカテゴリー列挙だけで終わらず、特徴を考えた後の再想起と、生活で使う文につなげます。
文字を並べる課題は、3モーラ・4モーラそれぞれにダミー1文字版・2文字版を20枚ずつ用意しています。各1枚8問、計80枚です。食事・身支度・家事など、60〜80代の方に身近な物を題材にしています。生活歴によってなじみは異なるため、本人が使う語を優先してください。絵の名前はST用解答にのみ載せています。名前が出ない場合はSTが想定語を伝えてから進めます。同じ語は繰り返し登場します。英語圏のPCAをそのまま再現した課題ではありません。「っ」「ん」「ー」もそれぞれ1モーラと数えます。
名詞書称は、難しい場合にSTが別紙で文字を提示し、写す→隠して書くなどに調整できます。書称プリントだけでCARTの手続き全体を実施したことにはなりません。動作語は文の理解・選択・書字を組み合わせた課題で、絵の書称とは分けています。
生活の名詞を書く 40枚
重度〜中等度の方を想定。書字能力に合わせて調整。
状況絵を説明する 20枚
軽度の方を想定。人物・動作・場所を説明。
4コマの物語を話す 20枚
軽度の方を想定。出来事の順序とつながり。
手がかりからことばを広げる 20枚
軽度の方を想定。意味の特徴と語想起。
3モーラ:文字を並べる(ダミー1文字) 20枚
絵の名前を考え、文字を選んで並べます。使わない文字が1文字。1枚8問。
3モーラ:文字を並べる(ダミー2文字) 20枚
絵の名前を考え、文字を選んで並べます。使わない文字が2文字。1枚8問。
4モーラ:文字を並べる(ダミー1文字) 20枚
絵の名前を考え、文字を選んで並べます。使わない文字が1文字。1枚8問。
4モーラ:文字を並べる(ダミー2文字) 20枚
絵の名前を考え、文字を選んで並べます。使わない文字が2文字。1枚8問。
文に合う動作語を選んで書く 30枚
重度〜中等度の方を想定。読解と選択書字の課題。
生活で使う一言を伝える 10枚
追加課題。口頭・文字・指さしを使ったやりとり。